帰国困難な中長期在留者に対する在留資格の更新~先の見えない外国人留学生たち

各方面に多大な影響を及ぼしているコロナ禍、ここ数年、外国人留学生が増加傾向にある日本では、彼らも同様、様々な問題に直面しています。

コロナ感染拡大で各国が決行した予防対策は、日本から移動する渡航者に対して、厳しい入国制限措置を設け、これによって日本の大学を卒業、修了した外国人留学生たちは、帰国予定がたたず立ち往生の状態です。

世界中を巻き込むウイルスによる入国制限が発令されることで、フライトが直前に欠航されてしまったり、チャーター便チケットの奪い合いが生じたり、航空チケットが高額に販売されたり、母国を離れて生活している人たちにとっては、移動できないことによる影響が膨大になっています。

また卒業後、日本での就職をめざす外国人留学生たちも、コロナ禍の影響が大きく、
企業の採用縮小などの理由で内定率も下がり、グローバル化の進む中、企業成長を支える期待値も高かった外国留学生たちは、就労もできず母国へ帰国もできず、先の見えない日々が続いています。

現在、コロナ禍を原因として帰国困難な中長期在留者、技能実習生、留学生は、特定活動6か月の在留資格に変更が可能。
(「特定活動(出国準備)」で在留する 外国人を除く。)
卒業した留学生に対しては、特定活動/週28時間アルバイト可能。

この法令の枠に入れたとしても、アルバイト探しに苦労している外国人留学生も少なくありません。

ウィズコロナの今、卒業後の外国人留学生たちの意識調査では、過半数が就活のため日本に長期滞在を希望。
コロナ禍であっても、母国を離れ日本をめざして進んできた彼らの心情は、
この日本という国で、スキルや技術、語学を学び、働きたいということに変わりはないようです

文部科学省2019年公表によると外国人留学生の数は31万人。
留学生数の多い国は、中国、ベトナム、ネパール、韓国、台湾など。
特に増加率の高い、アジアの国々から日本を目指す留学生たちの留学に至るまでの母国での準備期間や個人的背景を知ると、どこを到着点としたら良いのかわからないという現状であっても、厳しい将来と一緒に進む道が、どこかにあることを見つけて欲しいと願うばかりです

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