就労ビザとは?
就労ビザは、日本で外国籍の方が企業に雇用されて働くことを目的に滞在するための資格です。
入国管理局(2019年4月に入国管理庁に変更)に申請します。
▼ ビザの取得にはどのくらい時間が掛かるの?
審査期間はまちまちで、他の在留資格からの切り替えの場合、1~2週間で出る方もいますが、3~4ヵ月掛かるケースもあります。
短期ビザや、まだ日本にいない方の就労ビザの取得はもっと時間が掛かります。
ビザ申請者個人のバックグラウンドだけではなく、会社の規模・業種・職種によっても難易度が異なります。
▼ ビザの申請の間に在留資格が切れた場合にはどうなるの?
申請中は、特例期間が2ヵ月あります。
一度ビザが不許可になった方でビザ期限が切れている場合、入国管理局としては、「不許可だから本国に帰って欲しい」訳です。
けれども、家の退去の問題などもあり、帰るためには時間が必要ですよね。
そのための出国準備期間が、30日もしくは31日付与されます。
31日の場合には、再申請で特例期間が付くのです。
▼ ビザの期間の決め方
希望は皆さん5年で出します。
ビザの審査というのは、会社の規模や決算状況も関係するのです。
事業計画書を追加で求められる場合もあるので、前もって予測できる場合には預金通帳の添付などで対応しています。
会社については、入管申請時にカテゴリー分けをしており、規模によって必要な書類が異なります。
- カテゴリー1
- 上場
- カテゴリー2
- 法定調書合計表の源泉徴収税額が1,000万以上の会社
- カテゴリー3
- そのほかの会社
- カテゴリー4
- 新しい会社
設立したばかりで決算書がなかったり、人を雇用したことがなかったり、ある特定の業種によっては、3年・5年が貰い辛いこともあります。
審査官によっても結果が変わるので、再審査でアプローチを変えると許可されたというケースも珍しくありません。
▼ 特定活動ビザとは?
留学生の方が留学先を卒業して、就職が決まっていない場合、卒業した学校からの推薦を受けることで取得することができます。
就職活動を行うためのビザで、最長で1年間就職活動のために滞在することができます。
学生のうちに、週28時間のアルバイト時間をオーバーしていると通らないので注意が必要です。
アルバイトは、資格外活動許可の取得で可能になります。