日本に長年すんでいるので日本国籍を取得したい。選択肢にあがるのは「帰化申請」です。
帰化は、滞在期限が「無期限」となるだけでなく、日本人と同様に参政権を得たり、役所での煩雑な手続きが軽減されたりするメリットがあります。
帰化の申請は、綿密な書類の準備が大切です。ここでは、帰化申請許可率100%の行政書士が、スリランカ人の帰化申請に必要な書類と審査ポイントについて解説します。
また、電話・メールにおいて帰化についての無料相談も受け付けております。
スリランカ人の帰化申請を成功させるための大切なポイント
帰化申請は、いくつかのクリアしなければいけない要件があります。
- • 住所条件
- • 年齢(18歳以上)
- • 素行
- • 生計状況
参考:法務省Q&A「帰化の条件にはどのようなものがありますか?」
他にも、日本で生活する上で必要な日本語能力を持っているのか、面接等を通じて審査されます。
日本に住んでいても、頻繁に海外渡航をしており、年間の海外滞在日数が多い方は注意が必要です。
法務省のサイトで帰化申請について説明されていますが、 その要件をすべて詳しく解説しているわけではありません。
たとえば、生計状況では十分な世帯収入があるかどうかだけではなく、過去に年金や税金の滞納がないかもチェックされます。
こうした帰化申請の要件は、日本で生まれ育ったスリランカ国籍の方にも適用されます。
「引き続き5年以上日本に住所を有すること」という住所要件や、「18歳以上」という年齢要件は問題ないでしょう。
しかし、過去に刑法に触れるなど素行に問題があったり、税金や年金の滞納があったりすると、要件を満たさないと判断されるケースもあります。
帰化申請の要件をクリアした上で、必要な書類をきちんとそろえることが大切です。
帰化申請の要件について詳しくは、こちらの「「帰化」するなら知っておきたい 帰化の条件と手続き方法」のページをお読みください。
スリランカ人の帰化申請で必要な書類の一覧
スリランカ人の帰化申請では、基本的に以下の書類が求められます。
- 1. 帰化許可申請書
- 2. 親族の概要を記載した書類
- 3. 帰化の動機書
- 4. 履歴書
- 5. 生計の概要を記載した書類
- 6. 事業の概要を記載した書類
- 7. 住民票の写し
- 8. 国籍を証明する書類
- 9. 親族関係を証明する書類
- 10. 納税を証明する書類
- 11. 収入を証明する書類
- 12. 在留歴を証する書類
帰化申請の手続き自体は、専門家に依頼せず自分で行うことも可能です。
しかし、なかには書類の取得に手間取るケースもあります。ケースによっては、本国の役所で手続きが必要になる場合も。
余裕をもって、書類集めをしましょう。
スリランカの公的書類には認証が必要
スリランカは、「外国公文書の認証を不要とする条約(以下、ハーグ条約)」は未締結です。
そのため、スリランカ政府による発行文書には認証が必要です。
駐日スリランカ大使館によれば、書類の認証にはスリランカ外務省の領事部で認証された原本の提出が必要になります。
集めた書類に不備があれば、帰化申請は許可されません。
万全の状態で挑みたいという方は、ぜひ私共ビザサポートの専門家までご相談ください。
ビザサポート専門の行政書士だからできる安心のサポート内容
行政書士Climbの行政書士は、全員「出入国在留管理庁申請取次者資格」を有しています。
専門的な知識をもとに、必要書類のヒアリングから最適なアドバイスを行います。
また、面接や日本語テスト等、申請後のご相談も申請前にお伺いいたします。
法務局への同行や、書類の日本語翻訳、申請書類を代理で集めることも承っています。
スリランカで発行された現地語・英語の書類は、すべて日本語の翻訳も添付が必要です。
行政書士法人Climbでは、語学に堪能な行政書士や専門スタッフが対応します。
もちろん、各種書類翻訳のご依頼も可能です。
書類の集め方のアドバイスからはじまり、一貫してスムーズな帰化申請をサポートします。
大事な帰化申請だからこそ、安心して任せられるパートナーが必要です。
ご自分で申請を考えるよりも専門家のサポートを受けることをお勧めします。
スリランカ人の帰化申請でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
帰化申請に関するご質問はClimbへ
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