外国人ビザ申請に特化した行政書士法人Climb(所在地:東京都新宿区、代表:森山 敬)は、昨今のベトナム人によるビザ申請の偽造書類増加に伴い、偽造確認サービス「ベトナビ」を2018年11月より開始しました。
【専任ベトナム人スタッフによる偽造書類チェックサービス】
就労ビザを持たない外国人の雇用や申請と違う業務を命じること、外国人が行うことを許可されていない業務をさせると、雇用主も「不法就労助長罪」として3年以下の懲役、300万円以下の罰金に処せられる可能性があります。雇用主側は事前にこうした法律を確認しておくべきであり、「知らなかった」では済まされず責任が問われます。しかし、一般の人には偽造書類を見破ることなどは難しいため、当社の専任のベトナム人スタッフが偽造書類の確認をします。
<「ベトナビ」サービス内容>
●偽造防止スタンプの確認
ベトナムで紙幣にも使われている偽造書類を防止するためのスタンプを確認することで、偽造書類かどうかを見分けます。
●学校卒業者リストの照会
学校に直接連絡をして、申請人の出身大学の卒業者リストの照会を行います。
●公式サインの確認
過去に扱った案件との比較で公式サインの筆跡確認を行います。
ベトナムでの出身大学の卒業証明書を確認する際に、当社で過去に扱った案件で、同じ大学を卒業した方がいた場合に電子サインの筆跡をチェックします。
●書式の確認
過去に扱った案件との比較で正式書類かどうかの書式・字体の確認を行います。
【毎年増加する長期滞在のベトナム人】
法務省の統計によると、平成29年の在留外国人数でベトナムは3位。
人数は262,405人で、前年比31.2%増と劇的に増えており、ベトナム人の入管法違反事件も増加しています。
入国管理局によると退去強制手続きを行ったベトナム人の数は、平成26年は953人でしたが、平成28年には2,273人まで増えています。
また、当社の調査により以下のような違法事例が発覚したケースもありました。
・学歴等の要件を満たしていない人が大学の卒業証明書等を偽造するケース
・実際の就労内容や就労先と違う内容で申請する偽装申請のケース
・留学生に認められた就労可能時間を超えて就労したケース など
今後も外国人の雇用は増加し続けていくことが予想されており、
ビザ申請時の書類の偽造、不法就労者、不法滞在者の数も増加すると思われます。
当社では外国人雇用における不正を減らし、労働市場を是正することを目指すサービスを展開していきます。
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