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【特定技能制度に関するコラム】第2回目:特定技能人材の転職

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「特定技能人材の転職」

▼ 特定技能人材の転職はできる?

特定技能ビザ取得者の転職は可能ですが、例えば外食業から外食業といった同業種への転職であっても、資格は最初に申請した会社に紐づいて認められているため、特定技能1号から特定技能1号へ変更申請が必要になってきます。
その場合、留学生が特定技能の在留資格に変更申請を上げるような形ですので、同じ職種であっても最初から申請し直す必要があります。

また転職の際、申請について知識の無い企業と特定技能人材のみで手続きを行ってしまうと、かなりの手間がかかってしまうことが懸念されます。
当然ながら転職先にも支援業務が求められることから、転職は容易ではないと考えられます。

もちろん特定技能1号を既に取得しているので、特定技能人材本人が基準を満たしていることは明確です。
就職後に違反行為がなければ本人自体は問題ありません。
しかし特定技能1号では、受入れ企業側も厳格に審査されます。
転職によって受入れ先が変わるため、実質審査のやり直しと言っても過言ではないでしょう。

▼ 転職希望の外国人が多い背景は?

実際、外国人材で転職を希望する方は多いと思われます。
外国人は他の外国人材とルームシェアする場合が多く、同居人と同じ様な仕事をしているにも関わらず給料に差があると、より高い方に移りたがる傾向はあります。
同じような業種で片や20万、片や25万円と給料に差がでてきたりすると、給料の高い方へ転職を希望するという事です。
こうした背景として、外国人材には日本的なキャリアアップというものが理解できないということが言えます。
給料20万円で入社したら給料はずっとこの金額という感覚なので、ステップアップするには転職するしかないと考える人がほとんどです。

もちろん外国人材の気持ちは分かりますが、長い目で見ると現時点で給料に差があったとしても、年功序列や昇給システムがしっかりしている会社もあります。
「これだけ頑張れば、これだけの給料がもらえるようになる」という可能性が分かればさらに仕事に励む外国人材もいるのではないでしょうか。
そのようなケースを考えた際、自分のキャリアプランが立てられない外国人がとても多いと感じてしまいます。

同時に、受入れる企業側も外国人材にキャリアパスを提示できていないケースもあるようです。
そのため、自身の未来を描けず、転職する可能性が高くなってしまいます。
今後外国人材を受け入れるにあたって、企業側がキャリアプランを示せるかどうかという点も大切な要素になってくるのではないでしょうか。


行政書士法人Climbは特定技能外国人ビザ業務を行っております。
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