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永住申請に必要な理由書の書き方を構成と文例から解説

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永住申請時に理由書が必要な人

外国人の方が永住申請を行おうとすると、必要になってくるのが理由書です。
理由書とは、「なぜ日本の永住権を取得したいのか」を申請者の言葉でまとめたもので、永住申請時に求められる書類のひとつとなっています。

どんな資格でも必要そうに感じられますが、在留資格によっては理由書がなくてもいい場合が存在します。
例えば日本人や永住者の配偶者のような、身分に関する在留資格を持っている外国人の方は永住申請において理由書が必要ありません
パートナーが既に日本の永住資格を持っているため、不要と判断されるためです。

しかし就労系の在留資格を取得している外国人の場合は理由書が必要となるため、準備するようにしましょう。
※永住申請に必要な書類についてはこちらを参照。

永住申請時に提出する理由書の内容

理由書を作成するにあたって一番難しく感じるのが、その自由度の高さです。
例えるなら、いきなり白紙の紙を渡されて「好きなように書いて」と言われるようなもの。
体裁なども全くないため、何を書いていいのか迷うのは当然です。

理由書で迷った際は、以下の項目を埋めるように意識してみてください

  1. 来日から今日に至るまでの経緯
  2. 現在の就労状況・生活状況
  3. 年金・保険の加入・支払い状況
  4. 永住権を取得したい理由

これらがきちんと盛り込んであれば、門前払いされることはないでしょう。

ではどういう風に書けばいいのか、詳しく解説します。

▼ 来日から今日に至るまでの経緯

理由書には必ず「来日から今日に至るまでの経緯」を書きましょう。

どんな内容かというと、「どこで生まれて」「なぜ日本にやってきて」「日本で何をしたのか」時系列順に書けばOKです。
基本的にちゃんとしたルートで日本に来て真面目に働いていていれば、そのまま書くだけでまず問題はありません。

理由書の提出時に入国管理局がこれまでの申請した内容との整合性をチェックします。
そのため、これまでに提出した申請書とズレがないようにチェックしながら書くのをオススメします。

永住申請には原則10年在留という条件が設けられています。
そのため、その期間に何をしていたのかはきちんと書く必要があるのです。

▼ 現在の就労状況・生活状況

永住申請をするためには「独立した生活ができること」が必須項目として入っているため、理由書にも就労状況を記載してアピールする必要があります。

記入する項目としては、以下のような内容でOKです。

  • ・現在勤めている会社の名前
  • ・役職
  • ・仕事の内容
  • ・月々の収入と年収
  • ・働き始めた時期
  • ・職場の印象
  • ・将来像

ここまで書いておけば、申請時に突っ込んだ質問をされることもあまり無いでしょう。
また配偶者がいる場合は、家族との生活状況についても書く必要があるため、忘れずに記載してください。

▼ 年金・保険の加入・支払い状況

理由書には年金・保険の加入・支払い状況を明記しておくようにしてください。
というのも、永住申請をする際、年金と保険の加入・支払い状況が細かくチェックされるためです。

特に直近5年間が国民年金・国民健康保険に加入していた場合は、「ねんきん定期便」「国民健康保険納付証明書」といった書類や領収書を保存し、確認しておくようにしましょう。
もし5年の間に一度納付遅れがあった場合、なるべく納付遅れのない5年間という実績を作ってからの方がスムーズになるため、待つのもひとつの方法ではあります。

ただし、直近5年間が全て社会保険であった場合は、その旨を記載すればOKです。
その場合、国民年金・国民健康保険のように細かくチェックされることはほとんどありません。

▼ 永住権を取得したい理由

理由書で一番重要視されると言っても過言ではないのが、永住権を取得したい理由です。
なぜ日本で永住件を取得したいのか具体的に記載する必要があります。

外国人の方にとって日本は異国の地です。
その異国の地で何故永住したいと思うのか、何かしらの理由があると考えるのは当然でしょう。

人によって様々ですが、日本でなければならない理由を論理立てて書かなければ申請時に受理されにくくなります。
具体的な理由でないと許可が下りない可能性が高いため、誰が読んでも納得できる理由を記しましょう。

また、理由書の最後には「ここまで述べたように、私の生活基盤は日本であり、今後も日本国の住民として法律を遵守し、勤勉に働き、誠実に暮らしていく所存でございます。」という文言で締めればOKです。

理由書を書く人、言語はどうする?

外国人の方が理由書を書く際に気になるのが、理由書を書く人と言語でしょう。
日本語で書くのが難しいため、誰かに代筆を頼んだり、母国語で書いたりといったことを考える方も多いと思います。
本項目で理由書を書くにあたって、書く人と使ってよい言語について解説します。

▼ 理由書は本人が書かなければならない

原則、理由書は本人が書かなければいけません。
自分の言葉で永住件申請の理由を説明し、また自分で書くことによって理由書に信憑性が生まれるためです。

理由書の内容と本人の言葉に差異があった場合、審査に通らない可能性が高いため、誰かに代筆を頼むのではなく必ず自分の手で書くようにしましょう。
その際、日本語に不安な方は第三者に添削してもらうのも良い方法です。
日本語は難しい言語なので、敬語や助詞のような文法面のチェックをしてもらうだけでも大きく違ってくるため、オススメの方法ですよ。

▼ 母国語で書くことはできる?

理由書の記載は母国語でも可能です。
ただし、その場合は日本語訳の文章を添付する必要があります

基本的に理由書は日本語で書かなければいけないため、特別な理由がない限りは母国語で書いてはいけません
むしろこれから日本に永住しようというのにも関わらず、日本語を書けないという点でマイナスの印象を与える可能性があります。
母国語で書いた後に追加で日本語訳を作るくらいなら、最初から日本語で書いた方が手間も減りますしオススメです。

▼ 理由書のテンプレートを使用することはできる?

Web上には理由書のテンプレートがいくつも公開されていますが、基本的に使用しない方が良いでしょう
理由書の構成を使うのであれば構いませんが、テンプレートの内容を少し変えただけ、もしくは丸写ししたりする行為は、絶対にやってはいけません。
「自分くらいならバレないだろう」と思ってしまいがちですが、審査を担当している人は毎日同様の理由書を見ているため、すぐに見破られてしまいます。
また、テンプレートの文面を一部変えて提出したとしても、日本語の文章の流れがおかしくなってしまい、理由書への違和感へ繋がる可能性があります。
総じて、テンプレートを使うとかえって悪く評価されてしまう可能性が高いため、使用しないほうが賢明だと思われます。

理由書で審査される内容とは

ここまで理由書の書き方について解説してきましたが、実際に理由書のどういった部分が審査されるのでしょうか?
もちろん収入や支払いといった数字上のデータの整合性も問われますが、日本に永住する理由を書くわけですからそれ以外のポイントも存在します。

理由書の中で主に審査される内容として、以下の2つが考えられます。

  • 日本への定着性
  • 善良性

どういうことか、それぞれ見てみましょう。

▼ 日本への定着性

理由書で審査される内容のひとつとして、日本への定着性が挙げられます。
定着性とは、「今後母国に戻る予定はない」「日本でずっと生活をしたい」、つまり、少し大げさに言うと「日本で死ぬまで過ごします」という内容になります。

外国人の方が母国に戻らず、日本で過ごすというのは並大抵の決意ではないため、

  • 日本を好きになった理由
  • 日本に長く住みたい理由

などをいくつも具体的に書くことで、より信憑性が増します。
また、上記の内容を充実させることで自然と自分だけの理由書となり、テンプレートのような決まった形の文章から抜け出せるため一石二鳥となるでしょう。

▼ 善良性

永住申請の要綱に「善良であること」と記載されているように、いかに自分が善良に生活を送ってきたかを書く必要があります。

例えば、車を運転している方の場合は無事故無違反だったり、ボランティアや寄付だったり、自治体などの表彰だったりあれば、証拠と共に出すことで評価されやすくなります。
また、母国にいた時から善良な生活を送っていた場合、発行が可能であれば母国で無犯罪証明書を発行してもらうと、更に信憑性が増すでしょう。
加えて税金の滞納がないこともアピールすれば、なお良しです。

もし過去に何か事件を起こしていた場合は、その事実を隠さず、二度と起こさないと理由書に明記してください。
隠すと余計に心証が悪くなるため、正直に話すのが正解です。
信頼できる人物がいるのなら、推薦状を書いてもらうのも良いでしょう。

善良性をアピールする方法はいくつもあるため、様々な方法を使って善良であることを訴えるのがオススメです。


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