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外国人労働者を雇用するメリット・デメリット 採用の流れや注意点

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外国人雇用のメリット

少子化や高齢化にともない、外国人雇用を考えている企業が多いでしょう。
しかしいざ雇用するとなると、どんなメリットがあるのか気になるのも事実です。

採用する企業の職種にもよりますが、不変的な部分としては以下のメリットが考えられます。

● 労働力の確保ができる
● 海外とのビジネスチャンスを拡大できる
● 社内文化や価値観が多様化・活性化する

企業にとってはメリットが非常に大きいのがわかります。
それぞれどのようなメリットなのか、もう少し掘り下げてみましょう。

▼労働力の確保ができる

外国人を雇用するきっかけとして一番多いのが、労働力の確保です。
日本人の労働者を募集しても、なかなか集まらないというのは多くあります。
労働力が確保できなければ、企業にとって様々な部分でマイナスになります。
また外国人にとって日本を就労先として選ぶメリットも多いのです。

● 治安が良い
● スキルアップする環境がある
● 技術力が高い
● 日本製品や日本文化に憧れ・信頼感がある

特に「メイド・イン・ジャパン」とも表される日本製品は海外ではまだまだ人気です。
優れた技術を学ぶために意欲的な外国人を雇用することもできるでしょう。
特に日本企業は終身雇用が長かったこともあり、長期就労によってキャリアアップできるという認識が持たれています。
そのため、離職率に関しては日本人とほとんど変わりません。
外国人の転職理由のほとんどがキャリアアップを求めているということからも、キャリアパスをしっかり提示することで、優れた労働力を長期間確保できるメリットがあります。

また、外国人は独自のコミュニティを持っているため、優秀な外国人を紹介してくれる可能性すらあるのです。

▼海外とのビジネスチャンスを拡大できる

外国人の労働者を雇うことで、海外とのビジネスチャンスにも期待できます。
近年では日本だけでなく海外にも視野を広げている企業も多いでしょう。
しかしグローバルな企業として活躍するには、どうしても壁となるのが言語と文化です。
どちらも一朝一夕の勉強で身につくものではないため、海外へ打って出たいと考えている企業にとっては頭が痛い問題でしょう。
外国人の労働者を雇うと、グローバルビジネスにも期待が持てます。
例えばですが、動画配信サービスで有名なNetflixでは、国ごとの支所で現地のスタッフを採用しています。
これは現地で最大の収益を上げるには現地の言語・文化を理解しているスタッフが一番良いと知っているからです。

外国人労働者を雇用することで、海外に向けてのビジネスチャンスに効果的な行動を取ることが可能となるでしょう。

▼社内文化や価値観が多様化・活性化する

外国人を雇用することで、社内文化や価値観の多様化・活性化にも期待できます。
人間は環境が変わるのを嫌う生き物です。
人生の大半を過ごす企業の社内においても同様で、新たな価値観を浸透させるには大きな労力が必要となります。
そんな時、日本とは全く違う文化・価値観を持っている外国人によって大きく変わることが期待できます。
例えばですが、外国人のひたむきに働く姿や、社内を積極的に改善・提案をする姿勢は周囲の日本人スタッフにとって非常に刺激的となるでしょう。

また外国人を採用するとなると、社内の受入体制を見直すことが必要です。
そうすると結果的に社内の悪い部分を改善することにも繋がるため、社員全員が働きやすい環境作りに繋がります。

このように、外国人を雇用することで社内の環境改善・活性化に大いに期待できます。

外国人採用のデメリット

外国人を採用するのは、何もメリットばかりではありません。
デメリットもしっかりあります。
特に日本人を雇用する時とは大きく違ったデメリットとなるため、雇用の際は十分に検討した上で行いましょう。
特に考えられるデメリットとしては、以下があります。

● 言語の違い
● 宗教の違い
● ビザ申請などの手続きが増える

それぞれどういったものか詳しく見てみましょう。

▼言語の違い

外国人を雇用するにあたってもっともわかりやすいデメリットが、言語の違いでしょう。
仕事をする上で非常に重要となるコミュニケーションが取りづらいのは容易に想像ができます。
それは日本人だけでなく雇用された外国人にとっても同じです。
外国人労働者が社内に定着してくれるためにも、一緒に働く人たちの理解や協力が何よりも必要となるでしょう。

コミュニケーションの取りにくさは誰しも感じることです。
外国人労働者が日本人に合わせるだけでなく、日本人もまた外国人の言語に合わせていかなければいけません。
特に専門用語が飛び交う業種では時間がかかるでしょう。
しかし長期的に働くことで、日本語の上達はもちろん、職場の慣習や人間関係にも慣れてくるのが人間です。
近年ではスマホで簡単に翻訳できるアプリも登場しているため、それらを使って少しずつ言語の壁を取り払っていきましょう。

▼宗教の違い

外国人を雇用するにあたって言語と同様に重要視しなければいけないのが、宗教です。
神道や仏教など日常に馴染みすぎている日本人にとって、別の宗教への配慮というのはなかなか難しいでしょう。
キリスト教やイスラム教など、世界には様々な宗教が存在しています。
外国人の方は熱心な信者も多いため、会社全体で理解することが必要です。

特に忘れがちなポイントとしては、以下があります。

● 禁止されている食材
● 禁止されている行為
● 礼拝

例えばですが、イスラム教では豚や血のついた食べ物、アルコールを禁じているというのを知っている方も多いでしょう。
また1日に5回、決まった時間に礼拝をしなければいけないため就業時間に重なることもあると認識しておかなければなりません。
女性の場合、ヒジャブという頭髪や首を隠すスカーフを巻かなければいけないなど、服装に関する規定もあります。
他には、殺生を禁じていたり肉・魚を食べられないなど、探せばキリがありません。

外国人を雇用する際は、そういった信仰する宗教による違いが必ず障害として発生します。

▼ビザ申請や雇用届などの手続きが増える

外国人を雇用する際、就労ビザの申請や雇用届などの手続きが必要となります。
特に注意点として意識しなければいけないのが、在留資格と仕事内容がイコールになっているかです。
在留資格によっては就労ビザの要件に合致していない可能性もあるため、必ず確認しましょう。
実際に申請をする際にも、仕事内容や雇用する外国人労働者の学歴によっては難しい可能性があります。

就労ビザに関連する手続きは外国人にのみ発生するため、日本人だけを雇用していると全く違う手続きとなります。
そのため外国人を採用するには、事前にビザの取得やそれに必要な書類などを全て確認しておくことをオススメします。
また出入国在留管理庁への届出も必要ですので、雇用の際は忘れずに届け出ましょう。

以上のように、日本人では必要なかった外国人ならではの手続きが増えるのが、雇用のデメリットとして考えられます。

外国人を雇用するための企業側の注意点

外国人を雇用する際に企業が注意しなければならない注意点はどのようなものがあるのでしょうか。
デメリットで解説した言語・宗教以外にも気をつけなければいけないポイントがあります。

特に以下の3点は非常に重要なため意識しましょう。

● 在留資格で許可された活動内容を確認
● 契約書は母国語でも作成し、契約内容等に十分な理解を得るのが望ましい
● 生活のサポートをする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

▼在留資格で許可された活動内容を確認

先述したように、在留資格には活動内容が明確に定められています。
したがって、外国人の方は在留資格以外の仕事をすることができません。

例えばですが、街中にあるインドカレー屋でインド人の方がコックとして働いている場合、インドカレーのコック以外の仕事をすることは禁止されています。
これは「本場の料理を作るプロ」としてビザをもらい入国しているからです。
そのため、自国独自の料理を扱っているお店でなければ働けません。
和食の店で働くことはできないわけです。

同様のことは通常の雇用でも起こるため、日本人のように部署替えして別の業務内容をしてもらうといったことができない可能性があります。
外国人を雇用する際は必ず在留資格を確認しましょう。

▼契約書は母国語でも作成し、契約内容等に十分な理解を得る

契約書を作成する際は、雇用する外国人の母国語の分も用意しましょう。
日本人に当てはめればわかる話ではあるのですが、英語で書かれた契約書よりも日本語の方が遙かに理解しやすいですよね?
外国人の方も同様ですので、できる限り母国語で作成するようにしてください。

翻訳が難しく感じるかもしれませんが、近年では「Google翻訳」のように制度の高い翻訳ツールがあるので、それを使えばOKです。
内容をコピペするだけで勝手に翻訳してくれるので手間もかかりません。
不安な場合は、再度日本語に変換することでおかしい部分を発見できます。

また、契約書の内容も十分に理解をしてもらえるように努力することも必要です。
海外では契約書が大きな意味を持ちます。
お互いの認識が共有できるくらい説明することで、トラブルを未然に防げます。

▼生活のサポートをする

外国人の雇用をした際に気をつけたいポイントとして、生活面のサポートもあります。
日常的な部分だけでなく、業務面でのサポートも必要です。

特に配属される部門の協力は必要不可欠です。
受け入れる部門が「上からの指示だから」という気持ちで外国人を受け入れてしまうと、トラブルの原因にもなりかねません。
採用時に配属予定の部門の人が面接するなど、雇用前から意識を変えていくようにする必要があります。

また、業務だけでなく生活面でのサポートも忘れないようにしましょう。
外国人の方は働く意欲を持って日本に来たとはいえ、見知らぬ国でひとりなのに変わりはありません。
仕事で普段接している時間が多いからこそ、様々なサポートをして働きやすい環境作りに努めることが何よりも大切です。

採用の流れ

外国人を採用する際の流れは、基本的に日本人を採用する時とあまり変わりがありません。
明確に違う点があるとすれば、以下の2点です。
● 採用したい外国人が就労可能な要件を備えているか
● 自社が採用しようとしている職種でビザを取得できるか
これらを事前に調査した上で、採用へと進みましょう。

1.事前調査
2.外国人材募集
3.書類選考
4.面接
5.内定
6.在留資格変更許可申請
7.受入準備
8.入社

ほとんどが日本人と同じ流れなのがわかるかと思います。
注意点として、外国人を雇用した際は必ず「外国人雇用状況届出書」をハローワークへ提出してください。
これは外国人を雇用した全ての会社に義務付けられているので忘れないようにしましょう。

まとめ

外国人を雇用すると、会社の新陳代謝を促すなど大きなメリットを得られます。
一方で言語や宗教、手続きなどデメリットも生じてしまいます。
日本人と同じように考えるのではなく、メリット・デメリットを把握し検討した上で雇用するようにしましょう。
雇用した後もその活動内容は在留資格で明確に定められているため、細心の注意を払う必要があります。
そのため雇用までの間に社員全員で受け入れの準備をしておくことをオススメします。


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